楽天市場では2015年の夏にスマートフォンとPCの流通額の逆転が起きていました。
スマートフォン経由の流通額が、5年半で35.6%もシェアUP♪
2019年6月時点で楽天市場の流通総額の74.1%がスマートフォン経由で、
今後も順調に伸びていけば85%~90%になると楽天市場でも予想されてます。
EC流通総額も増加してるので、金額では2倍以上の成長に
現在の流通は確実にスマートフォン経由が引っ張っています。
ページづくりもスマホファーストに対応させた店舗が売上を倍増させています。
スマホ顧客の特徴は、縦スクロールは平気なのに対してページの移動は苦手です。
画面が小さく縦長なので、従来一世風靡した縦バナーは邪魔なだけの存在になり、
PC画像を流用しているページは文字サイズの小さすぎて読めない事が多く、
小画面のタブレットが普及していことが予想されますから、スマホ対応デザインを
PCに流用するというのが、今後デザインの主流になると考えます。
近年、アマゾンの躍進が目覚ましく、その反面楽天嫌いの方から楽天の派手なデザインや
長い商品名やロングページに批判や意見がネットで盛んに飛び交い賑やかせていますが
基本的に1店舗のアマゾンと多くの店舗の集合体の楽天市場は、形態や顧客が違うため
そのデザインや表現方法が違うというのは、当然ではないでしょうか。
実際につい最近、楽天市場でアマゾン風のシンプル画像を楽天風の賑やかなデザインに
切り替えたところ、数ヶ月で500%の売り上げアップUP。きっと文化が違うのでしょう。
それぞれにファンがいますし、無理に変えても、費用が掛かるだけで売上が減るだけです。
両方に出店して、それぞれにマッチするデザインで店舗運営して両方から儲けましょう。
現在は商品の第一画像は、文字は20%以下と制限がありますので、ご注意下さい。
従来の第1画像は、第2画像やPCやスマホの1番上部に配置して使用します。
楽天市場も今年で20周年!膨大なノウハウが生まれては消えて複雑化しております。
当社も2003年から楽天市場のコンサルティング&ページ製作業務を行うようになって
10数年になりますが、当初、VTR1本と100ページ程の紙版のマニュアルは廃止され、
今のマニュアルは、WEB上で膨大な情報量に増え、日々更新が行われています。
楽天市場のノウハウが凝縮した動画RUxはR2年2月現在で1,394本。
1本当たり10分として232時間、1日4時間づつ見ても50日以上かかる事になります。
また、ルールといっても解釈の仕方で店舗によって変わる物もありますし
共通のノウハウですから、全ての店舗にマッチするとは限りません。
楽天市場に限らず、出店者が、売上を作るまでに、ルールやノウハウをマスターするには
膨大な時間(=お金)が、かかる事で、参入障壁が高くなってしまいました。
当社は、出店者様を豊富な経験、数ある成功・失敗体験できめ細かくサポート致します。
最近は、楽天パンダやYahoo!Shoppingでも、毎日ポイントをCMされていますが
ポイントなら楽天市場の方が1枚上で、カンファレンスでも日本No.1と発表されました。
最近まで19倍以上の表示が禁止でしたが、条件付きで最大ポイント倍率やポイント数を
TOPページや情報&商品ページに掲載して訴求できるようになりました。
楽天市場負担のポイント企画だけでも多い時で20倍ぐらい膨らみますから
自社ポイントを加算したり楽天負担のポイント広告を加えれば40倍~50倍になります。
楽天スーパーSALEやお買い物マラソン時は楽天市場も最大44倍を公表していますから、
ポイント制度を利用しない手はありません。売上の少ない間は自社負担で対応しますが、
売上がある程度上がりだしたら、楽天負担の広告を利用した方が安上がりになることもあり、無理のない訴求が行えます。
また、モール間競争で、ますますポイント合戦が加速することが予想されます。